市川市高齢者支援マッチングシステム実証実験実施要領

第1条(趣旨)

この要領は、「市川市高齢者支援マッチングシステム」の実用化に向けて市川市(以下「本市」という。)が行う実証実験について必要な項目を定める。

第2条(目的)

「市川市高齢者支援マッチングシステム」は、本市の高齢者等の日常生活の支援及び社会参加の促進並びに地域経済の活性化を目的とする。

第3条(定義)

この要領において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ該当する各号に定めるところによる。

(1) 高齢者支援マッチングシステム

高齢者がニーズに合った生活支援サービス提供事業者や社会参加団体等をインターネット上で容易に検索できるよう支援する仕組みをいう。

(2) 利用者

生活支援や社会参加を希望する高齢者等をいう。なお、障害者手帳や介護認定の有無は問わない。

(3) サービス提供事業者

生活支援や社会参加にかかる事業を行う事業者(団体)で、第7条に規定する登録の要件に該当し、市長の承認を受けたものとする。

(4) 生活支援

サービス提供事業者が実施する以下のものをいう。

(ア) 宅配(お弁当、日用品など)

(イ) 買い物サポート(付き添い、代行など)

(ウ) 家事サポート(ごみ出し支援、庭の手入れなど)

(エ) 外出支援

(5) 社会参加

サービス提供事業者が実施する以下のものをいう。

(ア) 集いの場(茶話会、体操など)

(イ) ボランティア活動

(ウ) シルバー人材センター 

(6) 実証実験

高齢者支援マッチングシステム導入に際し、生活の利便性向上や社会参加促進に向けて、その有効性や効果、実用化に向けての課題を検証することをいう。

第4条(実証実験内容)

実証実験の内容は、次の各号に定めるところによる。

(1)サービス提供事業者の登録

(2)システムを通じた生活支援、社会参加に係る情報の提供

(3)利用者によるシステムの利用

(4)上記3号の結果に基づく事業効果

第5条(実証実験期間)

高齢者支援マッチングシステムの実証実験期間は、令和2年4月1日から令和2年9月30日までとする。

第6条(検証方法)

検証方法は、次の各号に定めるところによる。

(1) 内容

①高齢者等の生活の利便性の向上及び社会参加促進を図るシステムとして適切か

②本市が目指す高齢者支援マッチングシステムが構築できるか

(2) 方法

利用者及びサービス提供事業者へのヒアリング及びアンケート、システムへのアクセス数等、市川市eモニター制度によるアンケートの実施・分析を行う。

(3) 期間

令和2年9月までの実績を踏まえ、令和2年11月末まで。 

第7条(サービス提供事業者登録の要件)

高齢者支援マッチングシステムを利用して情報を発信できるサービス提供事業者は、次の各号の全ての要件を満たし、市長の承認を受けたものとする。なお、承認において、本市は、サービス提供事業者に対し、団体の概要がわかる書類(会則、定款、規約、活動内容を記載した資料など)の提出を求めることができる。

(1) 市川市内において、生活支援又は社会参加に係る活動をしていること

(2) 構成員が5名以上であること

(3) 継続的・組織的に活動しており、団体の責任者が特定できること

(4) 不当に参加を制限しない団体であること

(5) 前各号に掲げるもののほか、市長が必要と認めるもの

(6) 次に掲げる活動を行っていないこと

① 公序良俗に反する、又は反する疑いのある活動

② 法令等に違反、又は違反する疑いのある活動

③ 市の公共性、中立性若しく品位を損なうもの又はそのおそれのある活動

④ 人権を侵害するもの又はそのおそれのある活動

⑤ 特定の宗教並びに特定の教派、宗派及び教団に関する活動

⑥ 特定の政党その他の政治団体の利害に関する団体及び公の選挙に関し特定の候補者を支持する活動

⑦ 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に規定する暴力団をいう。)並びに暴力団及び暴力団員の統制下にある活動

⑧ 高齢者支援マッチングシステムの運営を妨害しようとする活動

⑨ その他、市長が適当でないと認めた活動

第8条(実証実験の中止)

実証実験が安全に実施できない等、やむを得ない事由により、市長が判断した場合には、実証実験期間の途中であっても中止することができることとする。

第9条(補足)

この要領に定めるもののほか、実証実験の実施に関し必要な事項は、別に定める。

第10条(施行期日)

この要領は、令和2年3月16日から施行する。